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August 18, 2005

おいしいベトナム! PARTⅣ

4日目です。
6時に起きました。朝ゴハンを食べて8時のピックアップを待ちます。
この日は、クチというところにあるトンネルを見に行く半日ツアーに参加するのです。

ベトナム戦争当時、このクチの地域は解放戦線の拠点が置かれていた場所なのです。
当時、アメリカ軍が空爆と大量の枯れ葉剤を投下していた中、
ベトナム兵は地下にトンネルを掘ってゲリラ戦を続けていたそうです。
そのトンネルは250kmにも及ぶとのこと。

そのトンネルを、見に行くツアーなのです。

8時、ピックアップのバンがホテルに到着。
乗り込むとそこには、ベトナム人の運転手とガイド以外に、西洋人カップルが二組いました。
ホテルからクチまでは約2時間。ちょっとしたドライブです。
窓の外に広がる景色は、どんどん都会から田舎の風景に変わっていきます。
田んぼに水牛がのんびりしてるのを見ることが出来ます。
おおー、ベトナムの風景だ~と感動しつつ、バスはどんどん進みます。

到着し、まず最初にするのはベトナム戦争時代のビデオ鑑賞です。
約20分の上映。マユりんはそういうのは怖くてとても見ることができないので、
ダンナさんの後ろに隠れて音だけ聞いていました。それだけでも十分怖い!

その後、トンネルのことなど詳しく説明を受けました。
説明してくれた男性の英語、なまりがひどくてさっぱり分からなかったのですが、
目の前にトンネルの模型があったので、「あ、これがキッチンか」「えー、こんなに深いの?」
などと自分なりに解釈することができました。

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・トンネルの模型。このおじさんの英語がさっぱりわかりませんでした。
・トンネルの地図。広大な土地の下にトンネルが展開されているのです。


ガイドにつれられていざ、トンネルへと向かいます。
ジャングルの奥地へ入っていきます。

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・憂鬱な背中。とにかく前へ進むしかないのです。

最初のトンネルの入り口に到着。
目を疑うくらい小さい入り口です。蓋もあります。
これは、ベトナム兵の知恵。
身体の大きなアメリカ兵は決して入る事が出来ません。
ベトナム戦争で、ベトナム兵は頭で戦ったのだと思いました。
決して大きな力は盛ってなかったと思うのですが、知恵で勝利を勝ち取ったのでしょう。

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・穴の入り口。蓋をするとそこにトンネルがあるとは誰も分かりません。

ドイツから来たカップルの彼氏(小さく細い身体をしていたので)が、入ってみました。
それでもズボンが汚れてました。
どんな気分?と聞いてみたら「ヘビになったような気分」と笑っていっていました。
次に、デンマークから来たカップルの彼氏が入ってみました。
彼はとても大柄。太ももまでしか入りませんでした。
次に、うちのダンナさんにも声がかかりましたが・・やめておきました。

まだまだツアーは続きます。
先に進むごとに、小さなトンネルの入り口が増えていくのです。

私でさえ、「どうやって入るの??」と思うような小さな小さなトンネルの入り口ばっかり。

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・モグラの穴みたいなんですよー。

それに、今度は仕掛け罠。
恐ろしい罠がいっぱい展示されています。

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・落とし穴になっていて、落ちると中のヤリで体中刺されます。

おお、怖い。
戦車や、ベトナム兵の休憩の様子などの展示もあります。
彼らが履いているのはタイヤで作られたサンダル。

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・本物の戦車。銃撃戦の生々しい穴がいっぱいあいています。
・マユりん余裕の笑顔ですが、これは演技です。この人形、本当に怖かったです。
目が真剣で。。

所々に爆弾で作られた穴や、木の葉や枝で隠されたトンネルの入り口や、
病室やキッチン、寝室などのトンネルもあります。
キッチンは、敵にそこにキッチンがあるということがわかってはいけないので、
かまどの奥に穴を掘って、少し離れたところから少しずつ煙が出るように
工夫がされていました。
病室は、ここでは絶対によくならないよ・・という感じのところでした。
小さなベッドと蚊帳があるだけです。もちろん当時は医療器具などあったのでしょうが、
衛生面からして怪我などは悪化するばかりだったのではないかと思います。
・・・それぞれを見学します。

ついに、私たちもトンネルのひとつに入ってみる事になりました。


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・すごーーくいやだったけどしょうがないので、ついていきました。

この先は、真っ暗です。本当に何にも見えないのですよ。
それに、私が中腰、男性は膝をついても頭が上げられないくらいの狭さ。
一旦先に進んだら決してUターンはムリという狭さなのです。
立て1mもありません。横はどれくらいなんでしょうね。回れ右ができないくらいです。
私は小さな懐中電灯を持っていたので、自分の先や後からくる人の足元を
照らしながら先に進みました。泣きたいくらい狭く暗いトンネルでした。
自分たちが出口に向かって歩く(這う)こと以外、他に何も考えられないところでした。
もちろん撮影もムリ。

外に出た私たちは全員、足や背中やリュックなどがボロボロに汚れていました。
生きている喜びを感じました。本当です。

作戦会議室もあります。
大きなテーブルに長椅子。蚊がいっぱいいましたが、
ガイドがその場所ですごく丁寧に丁寧に説明をします。
神妙な顔つきで懇々と語るのです。
※ちなみにこのガイド。ドラゴンという愛称らしいです。息子がタイガーだと言っていました。
  ものすごく神経質そうな顔つきで痩せています。流暢な英語なのですがなまりがひどく
  理解は半分くらいでした。一度「○○を知ってるでしょ?」と聞かれて○○の部分が
   わからなかったので「ノー」と言いかけたら「知らないのか!?」と言われました。
   キョトンとしていたらデンマーク人が「オサマ・ビン・ラディンだよ」って教えてくれました。
   それくらい、英語になまりがあるのです。

そこで皆、蚊にさされました。痒かった。
会議室の壁に、ホー・チ・ミン主席の有名な言葉がかかれていました。
ガイドもその説明をしてくれましたが、私にはわかりませんでした。
後になって調べてみたら「独立と自由ほど尊いものはない」という言葉でした。

会議室を出て、次に向かったのは射撃場。
このクチトンネルの入り口についた時から聞こえていた射撃の音。
間違ってこっちに飛んできちゃったりしないのか心配していましたが、
射撃場は一番奥にありました。
デンマークの彼とドイツの彼がお金を払って射撃をしていました。
私は近づく事もできず、近くにあるお土産品を見ていました。
ダンナさんは興味が無かったのか射撃はしませんでした。

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・公園のような雰囲気、でも実際ここで戦争が行われていたのか・・。
・数々の鉄砲。持ってみたけど重かった。


心から怖かったです。
ただツアーで出会った彼らとの会話はとても楽しく、
戦争の事や日本のことや彼らの国のことなど沢山会話をしました。
神経質そうなガイドのモノマネなどもし合いました。
すごく楽しかったです。

ツアーの最後に、また人形を囲ってみんなで記念撮影をしました。

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・二度と会えない人達。思い出をありがとう。

また2時間かけてホーチミンに戻りました。
途中のバスの中で、デンマークのカップルがベトナムに来る前に日本に寄ったんだよ、
という話をしてくれました。
彼らは4週間のバケーションで、色んなところを回っているそうです。
すごーくうらやましくなりました。
彼らとは一番よく会話をしたので、今でも思い出します。
優しそうな大柄の彼氏と、積極的に話をしてくれる彼女はとても仲がよさそうでした。
最後に「いい旅を!」と握手してお別れしました。

ホーチミンに戻った私たちはランチをする事に。
ポツポツと雨が降ってきたので、パラソルのあるお店へ。
「ハイランド・カフェ」という日本でいうと、ドトールのようなお店です。
ゴハンも充実しています。ベトナム大手のコーヒーチェーン。
ダンナさんはチキンサラダサンドを。私はまたチャーハンを。
チキンサラダサンドはとてもおいしかったです。チャーハンは・・×。
アイスカフェモカとアイスカフェラテはおいしかった!
すっかりツアーの疲れが取れました。

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さて、ここからはダンナさんとは別行動。
ダンナさんは「戦争証跡博物館」というところへ。
マユりんはこの旅に来る前からそこには行かないことに決めていたので、
ダンナさんだけに行ってもらう事にしました。

ハイランドカフェで一旦別れて、マユりんはお土産を探しに街へ。
この日の為に下調べをしていおいた、色々なお店に行きました。
一通りのお店を見て回って、その後一番楽しみにしていた事を実践しました。
ダンナさんとの待ち合わせはホテルに6時だったので、
ホテルに近い美容院に行ってみました。
お店の前で店長と思われる男性と値段交渉をして、足のネイルをしてもらったのです♪

担当の女の子は「ナーちゃん」という黒髪の綺麗な人でした。
彼女は英語があんまり話せず、最初はジェスチャーなどで会話を楽しみましたが、
お店の別の女の子たちが寄ってきて、英語の分かる人が通訳してくれたので、
途中からはとても楽しかったです。店長も近くに来ていろいろ話をすることができました。
フットケアとネイルは全部で10ドル。安いですよねー。

そしてできあがりが、こちら!
DSC02657 (お見苦しくてスミマセン)

オーダーは「おまかせ」だったのです。
ナーちゃんに名前を聞かれたので「マユコ」と答えると、
マユコのイメージで仕上げてくれたのがこれです。
私のイメージだそうです。少し恥ずかしい気もしますが、私は満足しました。
「明日また手のネイルしに来てね!」と言われ、すごーーーく惹かれましたが
結局は行けませんでした。行きたかった。。

ホテルに戻ると既にダンナさんがいました。
5時くらいからいたそうです。ニコニコ顔でドアを開けてくれました。
「ずいぶん遊んできたね~」と言われ、楽しかった事を聞いてもらって
買ってきたものと足を見せて喜んでもらいました(強制)。

一時間ほど休憩をしてから、ディナーにでかけました。
今夜のゴハンはインドカレーなのです。
ガイドブックに載っていたインドカレーのお店「アショカ」へ行きました。
日本から楽しみにしていたお店です。

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・アショカの外観。
・ラムカレーとチキンカレー。プレーンナンとガーリックナン。


ベトナムで一番高いディナーを楽しみました。
ナンを追加したりしておなかいっぱい食べました。
隣のテーブルにはイギリス人カップルが。
彼らは、自国でもインドカレーをよく食べるんだよ。と話していました。
イギリスとインド、ベトナムとフランスの関係がとても似ているなどの
話をインド人の店員を交えてしました。

おなかも胸もいっぱいになったので、「JAVA CAFE」という喫茶店風なお店に入って
ソファーでくつろぎながら、コーヒーをいただきました。

ホテルに戻って寝る支度を。ベッドに入ってTVを付けると、
私の好きなケビン・ベーコンが出ている映画「ミスティック・リバー」
が放送されていたのでそれを見ました。
最後の最後まで幸せな夜でした。

翌日は、ベトナム滞在、実質最終日です。
まだ行っていない市場の見学、それにまだまだ食べ足りないフォーなどを、
思い残す事ないよう、楽しもうね!とダンナさんと語り合いながら眠りに落ちたのでした。

・・・ベトナム滞在最後の様子は、PARTⅤに続きます。
どうぞ、お楽しみに♪

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